〔南北海道地区〕活動紹介・ニュース

10月6日 活発な議論!!3名の先生の研究授業が行われました

 加藤先生が公開した授業は、総合的な学習の時間「私たちの地域自慢~汐泊川を通して~」です。
銭亀沢地域を流れる汐泊川は、子どもたちにとって「身近で、何気なく流れる川」ですが、実はオジロワシをはじめとする多様な生物が共生し、カヌー体験などのアクティビティも楽しめるなど、多くの魅力をもった川です。
 一方で、汐泊川にはごみ問題という課題もあります。授業では、ゲストティーチャーとの関わりを通して、子どもたち自身が課題の解決に迫る学習を進めました。
 当日は、予定していた川のごみ拾い活動が天候等の影響で実施できず、計画とは異なる内容での公開となりましたが、子どもたちの「汐泊川のごみをなんとかしたい!」という強い思いや願いがあふれる、素敵な授業となりました。
遠藤先生が公開した授業は、生活科「ぐんぐんそだて わたしのやさい」です。
この単元では、ミニトマトの栽培に加えて、きゅうり、なす、ピーマンなどを一人一種類ずつ育てる学習を行い、野菜の成長を通して自分自身の成長にも気づけるようにしています。
 公開された授業では、これまでのミニトマトの栽培体験を振り返って得た視点をもとに、他の野菜の成長を比べて考える活動を行いました。
 「キュウリもミニトマトも花が黄色だね」「キュウリだけつるが出ているよ」など、多くの共通点や相違点を見つける子どもたちの姿が見られました。
 今後は、野菜の世話を通して感じた自分自身の成長や気づきを振り返る活動へとつなげていく予定です。
 藤本先生が公開した授業は、生活科「生きもの 大すき」です。
附属小学校の周りにいる虫のすみかを予想して探すところから単元はスタートしました。
 子どもたちは、草むらや石の下など、それぞれが見つけた場所で夢中になって虫を探し、「ここにダンゴムシがいた!」「アリが何かを運んでる!」と虫と楽しそうにふれ合う姿がありました。
 今回の公開授業では、見つけた虫の生活の様子を観察し、気づいたことを友達と共有する活動を行いました。虫の動きや食べ物、すみかの違いなどに興味をもち、生きもののくらしに迫る姿が多く見られました。
 南北海道生活科・総合的な学習の時間教育研究会では、今回授業を公開してくださった先生方の実践から得られた成果や課題をもとに、研究主題「子ども一人一人がともによさを創り出す学び」の具体化に向けて、今後も研究を深めてまいります。

7月1日 第2回研究部会が行われました!

 7月1日、南北海道生活総合教育研究会の第2回研究部会が開催されました。鎌田研究部長からは、全体の研究構想および総合的な学習の時間に関する研究構想について、嶋田生活科研究部長からは、生活科の研究構想について、それぞれご説明いただきました。研究会が今年度掲げる研究主題「子ども一人一人がともによさを創り出す学び」については、特に「よさ」の意味に焦点をあて、鎌田研究部長より詳しい解説がありました。「目的」「取組」「対象」「自己」「他者」の5つの視点から「よさ」を捉え直すことで、研究主題の具体的なイメージを共有することができました。
 その後、佐藤麻美アドバイザーからは、「食」をテーマとした話題提供と情報提供をしていただきました。
日々の暮らしや地域とのつながりの中で「食」が持つ教育的な意義や、子どもの気づきや学びにつながる実践の工夫について、具体的な事例を交えながらお話しいただきました。
 実践交流会では、各先生方の現在の取り組みについて情報を共有し合い、研究主題に迫るためにどのような実践を重ねているのかについて語り合いました。
 藤原先生からは、修学旅行をきっかけに「自分にとって青森県と函館、どちらが魅力的か」をテーマとした「青函対抗ディベート」に取り組んでいる実践が紹介されました。子どもたちは調べ学習を通して、自分の考えを深め、表現する力を養っているとのことです。
 加藤先生は、学校近くを流れる汐泊川を探究の対象とし、学習を進めている実践について発表されました。カヌー体験を通して汐泊川の魅力に気づいた子どもたちは、中流に溜まったゴミの多さに驚き、「自分たちにできることは何か」を考える学びへとつなげています。自然との出会いから問題意識へと発展していく、魅力的なストーリーをもつ単元計画でした。
 そのほかの先生方の実践や、研究主題に対する思いも、どれも興味深く、熱意のこもったものばかりで、大変有意義な交流の時間となりました。
 研究部会の最後には、管理職の皆様や、これまで生活科・総合的な学習の時間を牽引されてきた先生方からお話をいただきました。学習指導要領の改訂や中央教育審議会(中教審)答申で示されている内容をもとに、これからの教育に求められる視点や方向性について、わかりやすくご説明いただきました。
 南北海道生活科・総合的な学習教育研究会では、鎌田研究部長と嶋田研究部長が示された「よさ」の5つの視点(目的・取組・対象・自己・他者)を意識しながら、会員一人一人が実践を積み重ねてまいります。 

6月16日 生活部会が開かれました。

 6月16日(月)、生活科部会がオンラインで開かれました。
嶋田生活科研究部長を中心に、今年度の生活科における研究方針や構想について話し合いが行われました。
また、幼児期と児童期の円滑な接続という視点から、スタートカリキュラムや日々の実践についても話題にあがりました。
 特に、阪本教諭からは、スタートカリキュラムに関する内容がまとめられたGoogleサイトの活用について提案があり、参加者の関心を集めました。
 スタートカリキュラムの重要性や、生活科の授業の意義を改めて確認することができた、たいへん有意義な部会となりました。

6月13日 総合部会が開かれました。

 6月13日(金)、オンラインにて、今年度の総合的な学習の時間における研究方針や構想についての話し合いが行われました。
 当日は、鎌田研究部長を中心に、活発な意見交換が行われました。
 今年度の南北海道生活科・総合的な学習教育研究会の研究主題は、「子ども一人一人がともによさを創り出す学び」です。
 会では、この主題に込められた意味や思いを参加者全員で共有しました。今後は、この研究主題の具現化に向けて、各校で実践を積み重ねていきます。

6月例会・学習会が行われました。

 6月4日(水)、附属函館小学校にて研究・研修に関する例会・学習会が開かれました。多くの先生方がオンラインや現地で参加され、今年度の研究方針や研修の進め方について確認しました。
また、例会・学習会では、新たに南北海道生活科・総合的な学習教育研究会に入会された先生方から、ご挨拶をいただきました。
 本日の学習会は、終始和やかな雰囲気の中で行われました。新しい仲間を迎え、いよいよ当会の新年度がスタートします。
 生活科と総合的な学習の時間を通して、これからもたくさんの子どもたちの笑顔が生まれるよう、ともに力を合わせて頑張っていきましょう。